訪問鍼灸マッサージ事業ノウハウ

小さな訪問マッサージ治療院の拡大戦略

皆様こんにちは!
 

今日は
「小規模の訪問マッサージが拡大していくためには、どの様な戦略が必要なのか」
をテーマにお送りします。

 
今回の内容は
・個人の訪問マッサージ治療院さんで、組織化を目指している方
・これから始める方で早々に組織化を考えている方
に最適な内容になります。

 
オンラインサロンのメンバーから
「拡大に向けてとりあえず事務を雇おうと思いますが、どう思われますか?」
と質問がありました。

 

今回の方は、
個人でスケジュールいっぱいの施術を行っていて、
組織化に向け、まずは事務部門を作っていくということでした。

 

私の答えとしては、
まずは
「変動費」
で拡大を図りつつ、
売上が拡大して、安定してきたら
「固定費」
を少しづつ増やしていく。
ということです。

※今回は、施術者ではなく、その他
事務、営業などの
バックヤード体制についてお話しします。
 

 
組織拡大というと、
真っ先に「事務所をもって、スタッフを採用して」
と思うかもしれません。
 
 
 
しかし、
「固定費」を考えるならば、
ものにもよりますが、
家賃は固定費になりますし、
営業スタッフ、事務スタッフの社員採用も固定費になってきます。
 

しかし、事務所に関して、 
いつまでも自宅では、
作業効率が悪いですし、
私も含めて、事務作業は苦手な方が多いです。
   
  
解決策としては、
まずは、外注に依頼する!
ということです。

 

小規模治療院であれば、
まれに患者さんが一気に離患する場合があります。
自社スタッフであれば、その場で解雇することはまず難しいです。
また、スタッフ採用すると、その分のスペースが必要だったり、
PCを用意したり、給与明細を計算したり、社会保険に入ったり…
となかなかの費用と手間がかかってきます。

外注であれば、患者さんが一気に3割とか離患された場合、
一旦契約を解除して、増えてきた時に再度契約しなおしなどが可能になります。
 
 

私は、個人、小規模治療院さんのうちは、
電話代行サービスを勧めています。

私が利用している電話代行
ケイズ 電話代行
https://www.kzt.jp/

高齢者の方や、せっかちなケアマネジャー様だと、
新規の電話などがかかってきて、施術などで出られない場合、
ほかの治療院に話を持って行ってしまう場合があります。
ですので、
そのようなチャンスロスを減らして、
出られないときは、事前に電話代行の方に
〇時~〇時は電話できないと伝えておけば、
電話に出なくていいので、安心して他の作業を行うことができます。
 

 
あとは、
スーパー秘書
https://super-hisho.jp/

オンラインで対応してくれる秘書サービスで、
オンラインでできるサービスならほとんど対応してくれます。

 

集金代行サービス
リコーリース
https://www.r-lease.co.jp/

料金回収の手間を省き、
スタッフにお金を触らせずに問題の芽を摘んで、
患者さんの継続率も伸びるという
一石三鳥です。
 

あと、集患関しては、
一気に営業マンを雇わず、まずは
ホームページ、チラシ集患に力を入れるべきです。
  
  

営業マンを入れたほうが展開は早いですが、
私は一気にフルタイム営業マンを雇用するのは慎重に考えています。
ホームページや、チラシ集患などの
「変動費」は
必要ない時に費用を絞ったり、
必要な時に費用をじゃんじゃんかけたりと
自由な運用ができます。  
  
 
 
私たちは、このコロナ禍で、
施設の出禁や、施術者の濃厚接触者扱いなどで、
一気に売り上げが下がることがあるんだ、と学んだはずです。
 
 

ですので、
まずは
「変動費」の枠内で、
組織拡大を図っていき、
それから
「固定費」
へと投資を始め、組織拡大を図っていけばいいと思います。
 
 
 
経営者はリスクはとる必要がありますが、
必要ないリスクを取っていくのはただのギャンブラーです。

  
 
患者さんのためにも、
安定して長生きな「組織を」作っていきましょう!

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